どんな人が不動産営業に向いているのか?【不動産営業に向いている人の7つの特徴】

中途採用者「もう今日中で辞めます。」
管理職「あっそう。机整理しとけよ。」

不動産会社に勤めていれば、毎月恒例の見飽きたやりとりである。

不動産営業に向いているか、向いていないか知るためには、まず不動産営業がどんな仕事をしているのか知る必要がある。
売買か、賃貸か、仕入れか、管理か、投資用なのか収益なのかによって仕事内容も接する客層も大きく異なってくる。

今回は不動産業界未経験者が
「こんなはずじゃなかった・・・」
「不動産営業って思ってたのと違った。。。」
とすぐ辞めてしまうなんていうことにならないためにも、
これら不動産営業の仕事内容の特徴を踏まえた上で、不動産営業に向いている人の特徴をまとめてみた。

不動産営業に共通する主な仕事内容として
メインはお客様に営業をかけ、物件の契約をしてもらうことだ。
リストに片っ端から電話を掛けたり、個人宅へ飛び込み営業をする不動産会社もあれば、インターネット上の広告から問い合わせてきた客に対して営業をかける不動産会社もあるし、現地販売会でお客様を捕まえて営業をするところもある。
しかし、それ以外にも他不動産会社や売主等とのやり取りも発生し、また、不動産営業では、お客様の要望に応えたり、社内では営業ノルマが課せられたりと、プレッシャーがかかる場面も多々でてくるだろう。

これら不動産営業の仕事内容の特徴を踏まえた上で、
不動産新人が思う不動産営業に向いている人の特徴をまとめてみた。

【不動産営業に向いている人に共通する7つの特徴】
不動産営業に向いている人の特徴を7つにまとめると、以下のようになる。

  1. 人と会話するのが得意な人
  2. プレッシャーに強い人(メンタルが強い人)
  3. 体力のある人
  4. 闇がある人
  5. 目的意識をもって働いている人
  6. 主体的で社内営業がうまい人(気遣いができる人)
  7. 不動産の勉強が続けられる人

それぞれ実際の不動産営業でどのように生かされるのだろうか。具体的な状況を挙げながら説明していく。

①人と会話するのが得意な人
不動産営業は人と会話するのが得意な人に向いている。自分が話したいことを一方的に話すのではなく、相手の心を上手に開いてヒアリングし、より良い提案をして契約をしていく。
不動産を売るということは、お客様にその物件の魅力を伝える力が必要なわけだが、不動産そのものだけではなく、営業が信頼できる人か、というのも重要な判断基準になる。そのため、不動産営業には人と会話するのが得意な人が向いている。

②プレッシャーに強い人(メンタルが強い人)
不動産営業は様々な場面でプレッシャーに晒されることがある。まずは、営業ノルマである。不動産営業では、毎月社内で決められた営業のノルマを達成する必要がある。ノルマが達成できない場合には、上司や同僚からのプレシャーがかかることもある。時には人格を否定され、「だからお前は売れないんだ」と上から詰められる日々も耐えられる人間でなければ心も体もボロボロになって辞めていってしまう。

③体力のある人
不動産営業にはとにかく体力が必要である。
「売り上げがない、契約がない奴が早く帰ってんじゃねぇよ。」
「契約ない給料泥棒がのんびり休んでんじゃねぇよ」
時代が時代なので、あからさまなことを聞く機会は減ったものの、普通の感覚を持っていれば雰囲気で感じ取れる。
客優先の仕事なので、忙しいから夜の21時に書類を取りに来てくれと言われれば行くしかないし、売主買主の都合がつかずクリスマスや大晦日に契約ということもある。
いきなり案内が入れば、夜遅くまで資料作成や鍵の手配などでやることがとにかく多いのだ。心も体も強くないと続けることはできないのが不動産営業なのである。

④闇がある人
不動産新人が今まで出会った凄い営業マンは総じてみな闇がある人だった傾向があるように思う。
例えば家庭環境に恵まれず中卒でそこから這い上がってタワーマンションに住んでる人や、不動産営業の天才と言われてる人に実は前科があったりとか。
売り上げ1位を達成しながらも、付き合っている女性に子供ができてしまい揉めて裁判沙汰になってる人とか。

⑤目的意識を持って働いている人
毎月の給料をもらって~という感覚の人はまず不動産業界では生き残れない。不動産業界で働くからには給料をもらうのではなく、給料を稼ぐという意識でいなければいけない。
なぜ数多くの仕事がある中で不動産業界を選んだのか、そして数ある不動産会社の中でなぜ今の不動産会社で働いているのか。
将来の起業のためなのか、自分にとって稼げる環境だからなのか、成長できる環境だからなのか、そういった目的意識を持って働いている人は、精神的にも体力的にもしんどいときにも逃げ出すことなく続けていけると思う。

⑥主体的で社内営業がうまい人(気遣いができる人)
一人一人が個人事業主のような感覚の不動産会社が多いわけだが、基本的にみなメリットがないので、受け身でいては仕事は教えてもらえない。
どんどん新人が入社してどんどん退職者がでるわけで、いちいち新人に丁寧に教えてやったところでどうせすぐに辞めていくし、社内でも競争なので自分にとっても新人に教えるメリットは何もないのである。
そんな中で、忙しそうにしている先輩社員に
「資料作成手伝いますよ」等雑用を進んで引き受け、その代わりに上手に仕事を教えてもらうのである。
社内で上手にやれない営業マンが外で客と上手にできるわけがない。

(社内営業が下手くそな中途採用者の例)
中途採用者「すいません、この契約書って日付まだ書かなくていいんですよね?」
ベテラン社員「は?今忙しいから。空気読んでよ」
中途採用者「すいません」

仕事さえ覚えてしまえばこちらのもの。一人で契約から引き渡しまですべてまとめられるようになれば気遣いは不要だが、新人のうちは先輩社員に気に入られて仕事を教えてもらえないといずれ辞めていくのが結末だ。

⑦不動産の勉強が続けられる人
一生に一度の買い物である不動産。多額のローンを組みつまり借金をする客にとって人生の分岐点となる瞬間でもある。
コロコロ変わる税法の知識や住宅ローン知識など、常に更新していかなくては客にとって信頼できる営業マンにはなれない。
建築基準法や市町村の新しい規制など、不動産に関わる知識の勉強を常に続けられる人でなくては生き残ることは難しいであろう。

【不動産営業を目指す前に自分に向いているか確認しよう】

不動産営業には、向いている人と向いていない人がいる。不動産営業を目指す場合には、どんな仕事をするのか具体的に考えた上で、自分が不動産営業に向いている特徴を持っているのか一度考えてみると良いだろう。
賃貸、売買、管理、投資用、収益、仕入れなどなど、不動産の仕事にしても全く異なる仕事内容のため、それぞれの分野の特徴について分析する必要がある。