ベテランほど受からない宅地建物取引士試験

なぜ不動産業界歴が長い人ほど宅建試験に合格できないのか?

不動産歴が長くなればなるほど、頭が凝り固まってしまい
不動産実務で問われる知識と、宅建試験で問われる知識の区別ができず、
中途半端な不動産オタクにはなったものの、宅建試験において点数は取れないという人が多く見受けられます。


不動産新人の職場にも毎年宅建に落ちてる人がたくさんいます。
先輩社員A「宅建勉強してる?はい問題です、ラーメン構造って何?」
先輩社員B「あれ、宅建試験受けるのって強制でしたっけ?受験料は会社負担ですよね?」
先輩社員C「~の対抗要件は~。権利関係って面白いな!」
先輩社員D「へぇ~これって業法違反なんだー。」

いや、宅建試験に出ないとは言わないけど、
大切なのはそこじゃないんだよなぁ・・・・・。

宅建試験不合格者、宅建試験に落ちる人の特徴として
①各分野の戦略がない
②インプット学習ばかりする
③主体性がない
④そもそも宅建の必要がない
⑤マークシートを舐めている
⑥やる気はあっても勉強の習慣がついていない
⑦通信講座や予備校に頼る
⑧勘違い不動産知識オタク


①各分野の戦略がない

「50点中35点くらいとればいいんだよなぁ~」
という考えの人はまず受かりません。
「権利関係14点中10点は取って、宅建業法20点中18点は欲しいから、そのために今はこれをすべきだな」
と、各分野の特徴と出題傾向、今の自分の宅建試験における
実力を把握したうえで試験対策をしなくてはいけません。

②インプット学習ばかりする
宅建試験はとんでもなく暗記の範囲が広い試験になります。
どこが試験で問われる知識なのかわからないうちに
テキストを読んだところで、暗記量が膨大すぎて記憶には残りません。
1回だけテキストを流し読みしたら、あとは過去問を解いて
アウトプット学習で脳みそに試験で問われる知識を叩き込むことに時間を割いたほうが賢いです。
正直テキストはいらないといっても過言ではありません。
大切なのはインプット学習する時間とやる気をアウトプット学習に回せということです。

③主体性がない人
会社で宅建試験を受けろと言われたから受けますみたいな人は、まず受かりません。どちらにせよ1年半後には不動産業界から消えている人材です。
「どうやって勉強したの?」
とか聞いてくる人はまず落ちますね。

④そもそも宅建の必要がない
規模の大きな会社になれば契約部門があり、契約関連のことは効率的に処理できるようにシステム化されているところも多いです。宅建資格手当が出ない不動産会社の人もいるでしょう。そういう人は勉強のモチベーションを維持するのは難しいと思います。
「もう自分宅建5回は落ちてるんですよぉ~」
という人はなぜ受験するのか、なんのために宅建を取るのか、再度よく自分の中で考える必要があります。

⑤マークシートを舐めている
「4択でしょ?まぁ運が良ければなんとかなるでしょ。受かればラッキー」
みたいな人は100%不合格です。
「マークシートだから~」というような言葉は、そもそも過去問を解いたことすらない無勉の人からしか出ない言葉です。
過去問を一度でも解いたことがある人から「マークシートだから~」みたいな発言は出ないと思います。
マークシートだろうが記述式だろうが勉強しなければ受かりません。
宅建は簡単簡単とよく言いますが、合格率15%という現実。
過去問を解いたときに他の3択のどの部分が誤っているのか
すぐ説明できるレベルでないと合格はあり得ません。

⑥やる気はあっても勉強の習慣がついていない
ベテランになればなるほど、不動産業務は忙しくなっていきます。
仕事のできる人ほどどんどん忙しくなっていきます。
宅建試験の2週間前に契約でバタバタするようなことがあれば
試験どころではありません。
どんなに忙しくてもこの時間だけは勉強するという習慣をいかに早く身に着けるか。
宅建の勉強の習慣についてはこちらの記事をどうぞ↓

⑦通信講座や予備校に頼る
お金をかけて時間を使い、通信講座や予備校に通ったところで
それは勉強した気になっているだけという現実。
講師の授業や動画をしっかり聞いて理解しましたというのは
ただのインプット学習にすぎません。
そのあと過去問や問題集を解く人が何人いることでしょう?
インプット学習では宅建試験において点数は取れないのです
同じ問題を何度も解いて問題文と解答はもちろん、
間違った残りの3択のどこが間違っているのかまで暗記する。
過去問を数年分やってみれば、そのほうが効率的に得点できるようになると
わかるはずです。
インプット学習は宅建試験において『逃げ』です。

⑧勘違い不動産知識オタク
特に不動産業界の長い人ほど、
権利関係が面白くてドハマリしてしまう人が多いと思います。
気を付けなくてはいけないのは、あなたは
『行政書士』や『弁護士』になるための勉強をしてるんじゃないんですよ?
ということです。
あくまでも『宅地建物取引士試験』に合格するための勉強。
宅建試験において問われる『民法』を勉強するということを忘れずに。
過去の判例を見て面白いなんて言ってたら論外です。

宅地建物取引士試験はとにかく『暗記』が全ての試験です。
ネット上にはいろいろな効率的勉強法が転がっています。
「何が正しいのか、どれを信じたらいいのかわからない。。。」
という人はとりあえず『宅建業法』の過去問を繰り返し解きましょう!
『宅建業法』と過去問が大切なのはどの独学勉強法でも共通しているとおもいます。

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