不動産業界の求人詐欺あるある『台本公開』

YouTube「不動産新人チャンネル」に62本目の動画を投稿しました。

【不動産業界の求人詐欺あるある①】↓

以下、台本の公開になります↓

不動産業界の求人詐欺あるある①

・正社員という名の業務委託

オフィスにて

不動産新人「よーし、今日は入社して初めての給料日だ。給与明細を見てみようかな〜。え、なにこれ、業務委託料!!??社会保険料が引かれてないから手取りは多いけど、ど、どういうこと!!??もしかしたらまだ加入手続きが間に合ってないだけなのかなぁ。うーん、嫌な予感がする。もしかして名ばかり正社員じゃないよね!!??」

・社会保険に入れてもらえない

オフィスにて不動産新人

不動産新人「そういえば僕って社会保険には入れてくれたんだろうか。まだ毎月国民健康保険料や国民年金の支払いをしてるってことは、まだ会社は社保入れてくれてないってことだよなぁ。あ、すみません部長、今お時間よろしいでしょうか。」

金魚の糞部長「ん?なんだよお前」

新人「僕ってもう社会保険加入の手続きってしてくれてますでしょうか」

部長「は?社会保険?何言ってんだお前。お前って、入社してからいくら売上作ったの?」

新人「え、あ、え、あ、そ、それは」

部長「義務を果たさない者に権利はないんだよ!何甘えたこと言ってんだ!」

新人「は、はい!」

部長「お前よく会社に対して1円の利益も貢献してない癖に、自分勝手な義務ばかり主張してんだよ。それっっておかしくないか?人としておかしいと思わないか?」

新人「あ、はい。申し訳ございません」

部長「毎月の給料が貰えるだけありがたいと思えよ!お前は何様のつもりなんだ!」

新人「す、すみません」

新人の心情「えええーー求人の社保完備って嘘じゃーーーん」

・「ノルマなし」は嘘

ポンコツ先輩「ああ、まずいなぁ今月も契約ないし、またタコで詰められるよぉ」

金魚の糞部長「おい、ポンコツ、ちょっとこっちこい。お前さぁ、今月の目標まで全然届いてねぇじゃねーか。やる気あるのかよ。」

ポンコツ「す、すみません。」

部長「会社だから利益出さなくちゃ潰れるんだよ!お前みたいなお荷物がいるとよぉ。!」

ポンコツ「申し訳ございません」

部長「明日から新しく新人が入ってくるんだから、お前みたいな社員がいると悪影響なんだって自覚しろよ」

ポンコツ「は、はい。すみません」

ポンコツ「ああ、また一発逆転不動産の求人に騙される新人社員が入ってくるのか。「ノルマなし!ストレスなく働けます!」って書くのは違うんじゃないかなぁ。ノルマという言葉はなくても「予算」や「目標」や「やる気」という名のノルマがあるんだよなぁ

・ノルマ未達で歩合率が減少

オフィスにて

ハイエナ先輩「おい、不動産新人!お前今週予定作れたの?」

不動産新人「い、いえ。まだ案内取れてません」

ハイエナ「おいおいお前大丈夫か?今月決めないとそろそろヤバいんじゃねぇの?」

新人「は、はい」

ハイエナ「俺は明日決済だからお前と違って忙しいよー。暇でいいなぁお前は」

新人「決済いいですね。羨ましいです。確かハイエナ先輩が契約した物件って6000万円の両手でしたよね?じゃあ来月は歩合たくさん入りそうですね!」

ハイエナ「いやそれがさ、聞けよ不動産新人。うちの会社は歩合が仲介手数料の10%支給だけど、2ヶ月タコ打つと歩合率1%になっちまうんだよ!」

新人「えーなんですかその制度。じゃあ今回の契約で歩合いくら入りそうなんですか?」

ハイエナ「だから今回の契約で税金とかいろいろ引かれて3万ちょいしか入らねぇんだよなぁ」

新人「えー、本来なら6000万円の両手で歩合で30万円以上入るはずなのに、それはキツイですね」

ハイエナ「ただでさえ基本給が安いのに、これじゃあ割に合わねーし、やる気でねーよな。」

新人「どのくらい追客したお客様なんですか?」

ハイエナ「もう半年以上追ってた客だよ。やっと気に入った物件見つかってさ。指値もあったから纏めるのも大変だったぜ。」

新人「それで歩合3万円じゃ、不動産営業の意味ないですね」

ハイエナ「ほんとだよな。ま、契約のない不動産新人よりはマシだけどな!」

・みなし残業代を口実にした長時間労働

夜のオフィス

ポンコツ先輩「あれれ、不動産新人君もう23時だよ。僕先上がるけど、まだ帰らないの?」

不動産新人「あーじゃあ僕もそろそろ帰ろうかな」

ポンコツ「僕たちってさぁ、時給換算したら最低賃金割ってそうだよね。残業代請求したらとんでもない金額もらえそうだなー」

新人「ダメですよ。この会社で残業代なんてフレーズは禁句ですから。この会社の管理職以上は残業代という概念すらありませんからね」

ポンコツ「求人の「見なし残業」ってほんと経営者に都合の良い精度だよね。見なし残業代以上に残業してるのにさ」

・「定時って何?」ってレベルで話が違う

オフィスにて

中途採用社員「すみません部長。本日で辞めさせていただきます。」

金魚の糞部長「は?お前一週間前に入ったばかりだろ?どうせお前はそうやって嫌なことがあるとすぐに逃げ続ける人生なんだろうな」

中途「この会社は求人と実態が違いすぎますよ。会社の定時が朝9時から夜18時半までと聞いていたし、残業も少ないということでこの会社を選んだのに。子供が生まれたばかりで大変で、長く働くの難しいと判断しました。」

部長「お前何言ってんだ?だったら定時通りに出社して定時で帰ればいいだろ?」

中途「そんなことできるわけないじゃないですか。皆さん全員が朝の7時には出社して会社の掃除してるのに。夜だって上司より先に帰ったら「やる気がない人扱い」されますし。毎晩24時まで会社にいたら家庭も壊れてしまいます。」

部長「なんでもいいけどよぉ、お前もう辞めるんでしょ?グダグダ言ってないで今日中に机綺麗にしとけよ。」

・車の修理代自己負担

車を運転するポンコツ

ポンコツ先輩「さ、会社に早く戻って追客しないとなぁ。この下道狭いから気をつけて運転しなくっちゃ」

車が傷つくような音(ギギギーって)

ポンコツ「げげげーまたやっちゃったよ。また車擦っちゃった。

〜1時間後〜

金魚の糞部長「お前よぉ、何回社用車傷つけたら気が済むわけ?ほんと客乗せてなくてよかったけどよぉ」

ポンコツ「す、すみません部長」

部長「早く修理代見積もっておけよ。責任は自分でとれ。

ポンコツ「ああ、また今回も自腹ですよね。ちょっと今月カツカツで」

部長「おめぇよぉ、人のモノ傷つけたら、治して返すのが常識でしょ?俺が言ってること間違ってる?」

ポンコツ「い、いえ、間違ってません。すみませんでした。

ポンコツの心情「ああ、車をぶつけたのはもちろん僕が悪いけど、従業員が修理代全額負担って法的に問題あるんじゃないのかなぁ。でも数万円のために裁判なんて大変だし、泣き寝入りしかないよぉお」