実務で使う不動産業界用語第2弾 [20連発] 第2弾実需編(居住用編)『台本公開』

YouTube「不動産新人チャンネル」に76本目の動画を投稿しました。

実務で使う不動産業界用語第二弾(実需/居住用編)↓

以下、台本の公開になります↓

【実需(居住用)】実務で使う不動産業界用語20連発(第2弾)

・実需(居住用)編(社員同士の雑談)

不動産新人「あれ、明日お客様を案内する予定のマンションの①物確したいのに、物元が休みかぁ。内見手配大丈夫かなぁ」

ハイスぺ女子ちゃん登場

ハイスぺ女子ちゃん「あれ、不動産新人さん、明日マンションの案内なんですか?」

新人「ああ、ハイスぺさん、そうなんですよ、この3680万円の区分なんですけど、でも業者が定休日みたいで電話出ないので、前もって昨日②物出ししとけばよかったなぁ」

ハイスぺ「あ、私その物件この前案内しましたよ。③現地対応なので鍵番号メモしてるかも」

新人「え、ほんとですか!?てっきり④鍵取りだと思ってました」

ハイスぺ「1カ月前は売主が居住中だったので⑤立ち合いだったらしいんですけど、ちょうど私が案内するタイミングで空室になって現地にキーボックスありましたよ」

新人「そうだったんですね。回しに使えそうだなと思ってたので現地対応なら案内しやすくて助かりますね」

ハイスぺ「もしかして明日の案内の決め物件って、3480万円の両手物件ですか?」

新人「あれ、なんでわかったんですか?この前案内した感じですか?」

ハイスぺ「そうなんですよ。でもあの両手物件やめたほうがいいですよ。⑥マイソクにはフルリフォーム済みとか大きく書いてありますけど、実際は内装が酷くて、絶対⑦表装しかやってないですから」

新人「えーそんな詐欺物件なんですね。事前に知っておいてよかったです。」

ハイスぺ「しかもその物件、専有面積が52平米で、ぎりぎり⑧住宅ローン控除使えると思ったら、実際は公簿48平米しかなくて使えないっていう」

新人「うおー危ないですねそれ。あとでトラブルになるところでした。。」

ハイスぺ「あと築年数も昭和58年築って書いてあるから⑨新耐震だと思って案内してたんですけど、実際マンションの⑩建確の日付が昭和56年の5月で、実は⑪旧耐震物件っていう」

新人「うわ全然話が違うねその物件。」

ハイスぺ「ちなみに大きな⑫ルーバルが付いてるじゃないですか?でも管理規約取り寄せて確認したら、バルコニーに洗濯物干しちゃいけないみたいで」

新人「どこまでクソ物件なんだその区分。」

ハイスぺ「洗濯物干すときは屋上でみなさん干す決まりみたいなんです。ある意味凄い物件ですよね。ついでに旧耐震ですけど耐震診断もしてませんでした」

新人「ありがとうございます。もう大丈夫ですよ。その区分は絶対案内しないですから」

ハイスぺ「そのほうがいいと思います。」

新人「でも今レインズ見てても売り物件が少ないんですよねー。やっぱ両手で決めたいんですけど、マトモな売り主物件が少なくって」

ハイスぺ「まだ不動産新人さんの案内は⑬グロス高いからいいですよねー。私なんて明日1500万円の⑭再建不可のボロ戸建ての案内ですよ。鬼畜係長の専任物件の反響だから、しっかり⑮追客しないと怒られちゃいますし」

新人「あっ、そうなんですか。低グロスの案内はやる気でないですよねー。そういえばこの前ハイスぺさんって、中野の区分契約してましたよね?無事そのお客さん本審査通ったんですか?」

ハイスぺ「ああ、その人なら無事承認下りましたよ。来週⑯金消ですね」

新人「おおーよかったですね。⑰ロン特で白紙になるか心配してましたもんね」

ハイスぺ「仲手800万円かゼロのどっちかなので冷や冷やしてました。このまま無事決済までいけるといいですけど」

新人「売上800万円ですか!?物件価格ってたしか5000万円くらいじゃなったでしたっけ?」

ハイスぺ「⑱仕切り5000万円の物件を満額の5800万円で買ってもらえたんですよ」

新人「そうだったんですね。さすがハイスぺさん。」

ハイスぺ「実はホワイト先輩と⑲バッティングしちゃって、結構大変だったんですよー」

新人「何とか纏まってよかったですね」

ハイスぺ「でもまだ⑳流れる要素あるんで、決済までは油断できないんですけどね」

「用語解説」

①物確とは、物件確認の略。物件がまだ販売しているのかどうか、お客様に紹介してもよい状態なのか確認することを指す

②物出しとは、お客様の希望条件で不動産業者の流通ネットワーク(レインズ)から物件を探すこと

③現地対応とは、物件の鍵が物件の現地に設置されたキーボックスや郵便ポストにあることを指す

④かぎ取りとは、物件の鍵を物元や物件周辺の不動産会社などが管理しており、案内するためには鍵を借り、返却しに行く必要があること

⑤立ち合いとは、物件を案内する際には物元の担当者が立ち会うこと。居住中物件や私物が残っている物件、また高い金額の物件の場合は内見方法が立ち合いであることが多い

⑥マイソクとは物件の販売図面のことを指す。

⑦表装とは、表装リフォームの略。

⑧住宅ローン控除とは、住宅借入金等特別控除のこと。住宅ローン減税ともいう。詳細はググってください。

⑨新耐震とは、新耐震基準の略。耐震構造の基準で1981年(昭和56年)6月1日以降の建築確認において適用されている基準

⑩建確とは、建築確認の略

⑪旧耐震とは旧耐震基準の略。震度5強程度の揺れでも倒壊せず、破損したとしても補修することで生活が可能な構造基準。

⑫ルーバルとは、ルーフバルコニーの略

⑬グロスとは、物件の価格帯のことを指す。

⑭再建不可とは、再建築不可の略

⑮追客とは、見込み客に対して営業することを指す。

⑯金消とは、金銭消費貸借契約の略。住宅ローンを金融機関から借り入れる際にする契約のこと。

⑰ロン特とは、ローン特約の略。契約後に銀行融資の本審査でローンが否決又は減額された場合に契約を白紙にするといったような特約のこと。

⑱仕切りとは、仕切り価格、仕切り販売、仕切り売買の略。売り出し価格を下げるのではなく、最低売却価格を提示し、仲介手数料を成果報酬にした販売戦略のこと。

⑲この場合のバッティングとは、同じ社内の営業マンで買付が被ってしまうことを指す。

⑳この場合の「流れる」とは、契約が白紙になる、契約が壊れるという意味を指す。

【思考と現実】
実務で使う不動産業界用語動画の第一弾は再生回数もいいねの数も多かったのに、第二弾は意外と再生回数がとれておらず、YouTubeの難しさを実感中です。