賃貸派と持ち家派どちらが正解?営業マンが主導権を握るためのメリットデメリット知識

客は家探しをしつつも、
自分たちが本当に家を購入するべきなのかどうか迷っていることは多い。
営業マンは家を買うメリットとデメリットをしっかりと説明して、
客の頭の中を整理整頓し主導権を握っていかなくてはいけない。

客「賃貸じゃもったいないよね毎月家賃捨ててるみたいだし。」
「結局一生賃貸かマイホームかって、どっちが得なんですか?」

家を借りると買うでは大違い。

家を買うというのは当然リスクにもなるが、
リスクヘッジにもなる難しい問題だ。

今回は探し始めの客や、家探しの動機が弱い客に対して
営業マンが主導権を握るためにも
家を購入するメリットとデメリットをまとめてみる。


【持ち家のメリット】【一生賃貸のデメリット】
・老後が安心。老後に資産がある。(老後に資産がなく毎月の家賃支払いが負担になる。)
・いざとなったら持ち家の売却ができる。(資産がないので選択肢がない。)

マイホームを購入する際に住宅ローンを組む場合、
団体信用生命保険という保険に入る必要がある。
債務者が亡くなった場合、住宅ローンは支払えなくなり家族は大変なことになるが、その際ローン残債を死亡保険でまかない全額返済するという仕組みだ。

家を買うということは同時に数千万円の生命保険に加入するということでもあるのだ。

賃貸の場合だと、いきなり主人が亡くなったとしたら
奥様と子供は途方に暮れて暮らす家もないという状態に陥るわけだ。
しかし住宅ローンを組み(団信に入り)家を買っておけば、返済途中で主人が亡くなったとしても、少なくとも家だけは奥様と子供に借金なしで残してあげることはできる。

【持ち家のデメリット】【一生賃貸のメリット】
・住み替えがしにくい(ライフスタイルの変化に柔軟に対応できる)
・不動産価格の影響を受ける(不動価格の影響を受けない)
・長期の借金を背負うということになる(借金がない)
・将来のリフォーム費用や思わぬ出費がある。(リフォームの心配不要)
・災害リスクを受ける(すぐ引っ越せるので災害リスク少ない)

高齢になってから部屋を借りるのも大変という事実もある。
不動産賃貸営業マンをやっていたことがある身としては、
高齢者と外国人のお部屋探しはかなり苦戦する。
オーナー様以前に元付けの会社の時点でストップがかかることがほとんどのため、案内前に高齢者の入居が相談可能かどうか確認しておかないと客も営業マンも時間の無駄になってしまう。

不動産新人「このお部屋今日ご案内させていただきたいんですけど、ただ高齢の方で保証人とかは大丈夫なんですけど、相談ってできますか?」
元付担当者「あ、高齢者は無理ですね。はい。」

オーナーからすれば自分の物件で孤独死でもされようものなら物件の価値が暴落し大損失となってしまうわけで。。。

退職後、国は頼りにならない年金生活になり、
賃貸であれば毎月の家賃支払いは今まで以上に重くのしかかってくるであろう。家賃の安いところに引っ越そうにも高齢者では部屋を借りるのも大変だ。

少なくとも退職後は今までの貯金を切り崩して生活することになる。
長生きリスクという言葉もあり、病気などで急な出費も多くなるであろう。
年金をはじめとした社会保障制度もあてにならない。

一方で日本は人口が減少し空家が増えているという現状で、住宅が資産になるとも言い切れない。
仕事や家庭が順調な時は問題ないが、うまくいかなくなった時に重くのしかかってくるのが住宅ローンだ。自分のマイホームに縛られる人生というのは言い過ぎかもしれませんが。
購入する時のように財布もメンタルも余裕がないので、売却は購入以上に大変である。

というわけで、
マイホームの購入は当然リスクにもなるが、
一方でリスクヘッジにもなるということです。
賃貸は消費すが、家の購入なら投資に該当します。
リスクをしっかり説明して客から信頼され、
上手に営業で主導権を握っていけるといいですね♪